顎関節
顎関節は下顎の一部であり、これは歯科口腔内科で扱う領域です。
歯科口腔内科は、顎関節だけでなく舌を含むすべての軟組織疾患を担当する診療科です。
顎関節の構造と顎関節疾患
顎関節は下顎の一部であり、歯科口腔内科で扱います。歯科口腔内科では顎関節だけでなく、舌を含むすべての軟組織疾患を診療します。
顎は咀嚼機能と発音機能を担う非常に重要な部位です。上顎骨と下顎骨が接する部分は両耳のすぐ前に位置しており、耳の前に指を当てて口を開けると顎関節の動きを感じることができます。顎関節は顔面に存在する唯一の滑膜関節であり、左右2つの関節が連動して動いています。
顎関節モデルの動き
顎関節の動きは「顎関節ディスク(関節円板)」が担っており、多くの顎関節疾患はこのディスクに関連しています。
顎関節疾患の種類と治療法
01
顎関節の解剖学的構造
顎関節疾患は、顎関節を構成する骨だけでなく、周囲の筋肉・靭帯・関節円板の問題によって起こることがあります。原因によって単独または複合的に発生し、片側だけに音や痛みが出ることもあれば、両側に問題が起こることもあります。
02
顎関節疾患の症状
音
口を開閉するときに顎関節から音が鳴る
機能障害
非対称な動き口を開閉するときに顎がまっすぐ開かない
機能制限口を開け閉めしづらい、力が入りにくい
痛み
耳の前あたりや口の奥の詰まったような感覚、深部痛顎関節周辺の痛み (頭痛・咀嚼筋痛・歯痛・顔面痛)咀嚼時の痛み
顎関節疾患の治療法
多くの場合は非侵襲的な治療法が用いられますが、骨の変化が進んでいる場合や顎関節ディスクの癒着など重度の問題がある場合には、顎関節手術や関節腔洗浄術など、より侵襲的な治療が必要になることもあります。
顎関節は咀嚼や発音など、日常生活で絶えず使う関節であるため、一度症状が出ると治癒までに時間がかかり、継続的な治療と管理が必要です。
顎関節の音の種類と原因
顎関節の音は大きく3種類に分けられ、それぞれ原因や治療法が異なります。
問題部位
顎関節ディスクの問題
顎関節ディスクの問題
顎関節の骨の問題
治療法
非侵襲的治療
非侵襲的治療
退行性関節炎を放置すると、噛み合わせの変化や顔面の非対称を引き起こす可能性がありので積極的かつ包括的な治療が必要
*左右に移動して追加情報を確認できます。
人口の約30%に程度の差はあれど顎関節音がみられます。日常生活に支障がない場合、音が鳴ること自体は通常大きな問題ではなく、積極的な治療を必要としないこともあります。
しかし、音の種類が変わったり痛みを伴う場合には、必ず精密検査と早期管理が必要です。放置すると慢性的な顎関節疾患や顎関節障害へ進行する可能性があります。
スプリント (顎関節・咬合安定装置)
01
院内デジタル技工所にて
顎関節装置を自社で精密製作します。
02
3D Digital Dentistry
技術適用
03
24か月無償保証プログラム
※紛失による再製作は保証対象外です。
顎関節疾患の物理療法
01
Infrared Therapy
赤外線治療
800nm以上の長波長赤外線が顎関節周囲の靭帯やディスクに適度な刺激を与え、血流量を増加させることで、痛みの原因となる炎症物質の排出を促進します。
02
LaserTherapy
レーザー治療
赤外線とは異なり、高エネルギーのレーザー光が細胞活性化・細胞刺激を促し、顎関節痛の軽減に役立ちます。
03
TENS,
TranscutaneousElectrical Nerve Stimulation
電気刺激療法
脳へ伝わる痛みの経路を遮断し、痛みを軽減します。同時に顎関節下部にある咬筋へ刺激を与え、顎関節疾患に伴う筋肉のこわばりを緩和します。
顎関節疾患のボトックス注射治療
01
ボトックス治療
咬筋・側頭筋など主要な咀嚼筋による顎関節への負担を軽減し、不均衡な咬合力を整えることで顎関節および関節ディスクの安定化を図ります。
02
ゼオミンボトックス
ザ・スクエア歯科では、耐性がつきにくいドイツ製のゼオミンのみを使用しています。安価な韓国産製品の使用や、小分け・希釈は行っていません。